2020年 ダンロップフェニックス

前年覇者の今平周吾が“特例”参戦 伝統のフェニックスに挑む若手たち

2020/11/17 12:45
短縮競技になった昨年は今平周吾が優勝した

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前情報◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7042yd(パー71)

今季の国内ツアー5試合目となる伝統の一戦が、19日(木)に宮崎県にあるフェニックスCCで開幕する。1974年に始まって今年で47回目。タイガー・ウッズブルックス・ケプカトム・ワトソンセベ・バレステロス(スペイン)ら錚々たるメンバーが歴代チャンピオンに名を連ねる大会は、無観客ながら今年も新たな歴史を積み重ねる。

悪天候のため、54ホールに短縮された昨年大会を制したのは賞金王の今平周吾。今年、「全米オープン」、「マスターズ」と海外メジャー2試合でともに予選通過を果たした今平だが、オーガスタから帰国直後の今大会への出場が特例により可能になった。日程的にはハードだが、ディフェンディングチャンピオンのプレーに注目だ。

前週「三井住友VISA太平洋マスターズ」でツアー初優勝を果たした香妻陣一朗は、中学、高校時代を過ごした宮崎での凱旋試合。同じく御殿場でアマチュア優勝を目指して3位に入った中島啓太(日体大2年)も主催者推薦(※直近大会10位の資格はツアーメンバー限定)でフェニックスデビューを果たす。

金谷拓実関藤直熙小斉平優和といった伸び盛りの若手に加え、中島のほか、河本力(日体大3年)、杉原大河米澤蓮(いずれも東北福祉大3年)のアマチュア4選手も参戦する。天孫降臨の地・宮崎で新たなヒーローは誕生するか?

<主な出場予定選手>
今平周吾池田勇太石川遼稲森佑貴大槻智春小田孔明片山晋呉金谷拓実香妻陣一朗小斉平優和関藤直熙谷口徹谷原秀人時松隆光星野陸也堀川未来夢宮里優作河本力(アマ)、中島啓太(アマ)

2020年 ダンロップフェニックス