2018年 中日クラウンズ

秋吉翔太が単独首位 宮里優作3位、石川遼は4差8位

2018/04/28 16:25
単独首位で最終日を迎える秋吉翔太

◇国内男子◇中日クラウンズ 3日目(28日)◇名古屋ゴルフクラブ 和合コース(愛知)◇6557yd(パー70)

2打差の2位タイで出た27歳の秋吉翔太が5バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算11アンダーの単独首位に浮上して最終日へ。ツアー初優勝に向けて後続に2打差をつけた。

秋吉は5m前後のバーディチャンスを立て続けに活かし、混戦を抜け出した。小さなグリーンが続く和合コースを「攻めすぎるとワナがある。ピンに行っていいホールと、行ってはいけないホールをキャディと話しながらやっている」と慎重に攻略した。

シード選手となった今季の予選通過は今大会が初めて。「トップ10に入るまでは丸刈り」という誓いを守ったまま4月を迎えたが、開催59回目という歴史ある一戦でチャンスが訪れた。熊本出身で昨年秋からボールに「くまモン」のイラストを入れている。「少しでもアピールができればと。小さい子どもにもボールを上げるとすごく喜ばれるんです」。もちろん、2年前の震災も忘れることはない。

待望の瞬間に向けて残り1日。キャリアで初めての最終日最終組にも「経験がないので分からない。唯一、分かるのは1ホールの(相手の)バーディ、(自分の)ボギーで並ばれること。まだ3日目です」と浮つく様子はなかった。

通算9アンダーの2位にY.E.ヤン(韓国)。通算8アンダーの3位に、前年覇者で1イーグル3バーディ、1ボギーの「66」で回った宮里優作、単独首位から後退した今平周吾上井邦裕プラヤド・マークセン(タイ)、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が続いた。

首位と3打差の5位から出た石川遼は「69」とし、時松隆光と並んで首位と4打差の通算7アンダーの8位に後退。同じく5位で出た小平智は「73」と落とし、通算3アンダーの20位タイに下がった。

<主な上位成績>
1/-11/秋吉翔太
2/-9/Y.E.ヤン
3T/-8/宮里優作今平周吾上井邦裕プラヤド・マークセンブレンダン・ジョーンズ
8T/-7/石川遼時松隆光
10/-6/大槻智春

20T/-3/小平智香妻陣一朗大堀裕次郎

16番。さあ今日もグリーンを狙うかな
2番Par5 サードショット
きたーーー!!と思いましたが、、、
今日は緑と紺の組み合わせ
夫婦
先週から上位にいるものの明日の優勝争いには少し難しい位置

2018年 中日クラウンズ