2017年 フジサンケイクラシック

稲森佑貴と岩田寛が首位で決勝へ 薗田峻輔4差4位

2017/09/01 18:08
稲森佑貴が「65」をマークし、首位タイで大会を折り返した

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 2日目(1日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566yd(パー71)

予選ラウンドを終えて通算アンダーパーをマークしたのは10人。2日続けて「68」で回った岩田寛と、第2ラウンドで上がり3連続を含む7バーディ(1ボギー)を記録した稲森佑貴が通算6アンダーの首位タイで並んだ。

稲森はウィークポイントだった飛距離不足の解消を図り、このオフは下半身と体幹を中心にトレーニング。「去年ガクッと落ちたけど、ようやく戻った感じ」と、1Wの飛距離は昨年から15yd、一昨年と比較しても5yd以上の飛距離アップに成功した。今週はツアー屈指のロングコースが舞台だけに、「でかいです。去年とかよりも、(2打目を)アイアンで攻めていけるようになったのは進化した部分」と、その恩恵を大きく実感中。ツアー最長パー4の5番(535yd)も2日間パーで乗り切り、ツアー初優勝に向けて前進した。

岩田は2014年にプロ初優勝を挙げたコースで、2シーズンぶりの勝利を狙う。22歳の稲盛には待望のツアー初勝利がかかる。

2打差の3位でチェ・ホソン(韓国)が続く。通算2アンダー4位タイに薗田峻輔スンス・ハン(韓国)がつけた。

賞金ランキング2位の宮里優作、ルーキーの小斉平優和ら5人が通算1アンダー6位。64位から「67」で回った片山晋呉がイーブンパーの11位タイに浮上した。

賞金レースのトップを走るチャン・キム(米国)は終盤5ホールで3バーディを奪い、通算4オーバー41位タイで予選を通過。前週「RIZAP KBCオーガスタ」で今季初勝利を飾った池田勇太は「74」とスコアを落とし、カットライン上の通算5オーバー51位で週末に進んだ。

<上位陣と主な選手の成績>
1T/-6/岩田寛稲森佑貴
3/-4/崔虎星
4T/-2/S.ハン薗田峻輔
6T/-1/リュー・ヒョヌ出水田大二郎宮里優作黄重坤小斉平優和
11T/E/片山晋呉任成宰ほか
16T/+1/武藤俊憲ほか
20T/+2/金庚泰松村道央小田孔明ほか

バックナインで耐えきれれば完璧でしたね。
辛くも予選通過です。
スタート30分前の状況。今日は全員ホールアウト出来ないんじゃないかと思いましたが、ホールアウト出来て良かったです。
17番、ナイスバーディ!!何かこう・・・もうちょっと欲しいです。
調子が良さそうには見えないけど、簡単に予選落ちはしない強さですね。
濃霧の影響でスタート時間が変更に。15分のスタート遅れだけで済んだのは奇跡かも。

2017年 フジサンケイクラシック