松山英樹が凱旋 予選は賞金トップの谷原秀人&後輩トップアマと同組に
2016/11/08 12:15
◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7246yd(パー72)
松山英樹が思い出の地で、凱旋試合を迎える。「WGC HSBCチャンピオンズ」で日本人初の世界選手権シリーズ王者となった24歳は、今や世界のゴルフ界を牽引する一人といえる。
そのキャリアを歩み始めた時期に鮮烈な印象を残したのが、2011年の今大会だ。自身初のプロツアー制覇をアマチュア史上3人目の快挙で飾った。3年ぶりに富士山麓に帰ってくる今年、世界で磨き抜いた技を見せつける。
昨年から5000万円増えて、賞金総額2億円(優勝賞金4000万円)となったビッグタイトルは、今季残り4戦となった中、白熱する賞金王争いの行方も左右する。前週「HEIWA・PGM選手権」を制した谷原秀人が、プレーオフで破った池田勇太を抜いてランク1位。1268万6667円差で2位に陥落した池田も好調で、トップ奪還に向けて鼻息は荒い。
注目の松山は予選ラウンド2日間で谷原、「日本オープン」でローアマチュアに輝いた比嘉一貴(東北福祉大3年)と同組でプレーする。
濃霧で最終ラウンドが中止となった前年大会を制したのは片山晋呉。永久シードプレーヤーは今季、ツアー通算30勝目を挙げるなど衰えを知らない。44回目を迎える伝統あるトーナメントで、カップを掲げるのは誰か。
<主な出場予定選手>
片山晋呉、松山英樹、池田勇太、稲森佑貴、今平周吾、尾崎将司、小田孔明、片岡大育、キム・キョンテ、小平智、ソン・ヨンハン、谷口徹、谷原秀人、藤田寛之、宮里優作