池田勇太が今季2勝目 月曜プレーオフを制す
月曜日にプレーオフ持越し
◇国内男子◇HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 最終日(10日)◇石岡ゴルフ倶楽部(茨城)◇7071yd(パー71)
日没順延により持ち越されたサドンデス形式のプレーオフを5ホール目から再開し、池田勇太が9ホール目でソン・ヨンハン(韓国)を振り切った。4月の「パナソニックオープン」以来となる今季2勝目、ツアー通算15勝目をマークした。
プレーオフは前日に引き続き18番ホールの繰り返しで行われ、午前7時半に再開した5、6、7、8ホール目も両者パー。9ホール目でパーオンを逃したソンに対し、池田は2mのバーディパットを沈めた。
大会は3日目に降雨による中断を挟み、最終日の午後4時過ぎに72ホールを完了。最終ラウンドを「66」で回った池田と、「68」のソンによるプレーオフ(18ホールの繰り返し)に突入した。両選手ともに4ホール連続でパーとした直後の午後5時15分に日没サスペンデッドとなり、国内男子ツアーでは史上初めてプレーオフが月曜日に持ち越された。
1973年のツアー制施行後、国内男子ツアーの最長プレーオフ記録は、ピーター・トムソンがグラハム・マーシュ、ブライアン・ジョーンズ、宮本省三との4人の争いを制した1976年「ペプシウィルソントーナメント」の14ホールとなっている。
【4日目】池田勇太と宋永漢のプレーオフは日没順延 月曜決着へ
◇国内男子◇HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 4日目(9日)◇石岡ゴルフ倶楽部(茨城)◇7071yd(パー71)
第3ラウンドの残りに引き続き最終ラウンドが行われ、通算14アンダーの首位タイで終えた池田勇太とソン・ヨンハン(韓国)のプレーオフに突入した。4ホール目までパーを分け合った午後5時15分ごろ、日没順延が決定。再開は10日(月)の午前7時半を予定している。国内男子ツアーで、プレーオフが月曜日に持ち越されるのは初めて。
通算13アンダーの3位に、7位から6バーディ「65」とチャージをかけた片山晋呉と、本間ゴルフと契約するホストプロのハン・ジュンゴン(韓国)。さらに1打差の5位に、首位スタートから「73」と崩れた宮里優作が続いた。
賞金ランク1位の谷原秀人は通算6アンダーの20位。前週の「トップ杯東海クラシック」を制した片岡大育は通算4アンダーの29位に終わった。