2016年 トップ杯東海C

名門・三好CCでの伝統の戦い リオ五輪代表が好相性

2016/09/27 12:45
昨年、片山晋呉とのプレーオフを制してシーズン初優勝を飾ったキム・ヒョンソン

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 事前情報◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知県)◇7315yd(パー72)

秋の訪れを告げる2016年の第17戦。日照時間が短くなるため、フィールドは前週の132人から101人に縮小され、ランキング上位選手を中心とした戦いが本格化する。1973年にスタートした歴史ある大会。初代王者の尾崎将司から、多くの実力派選手が三好のチャンピオンに名を連ねてきた。

前年大会は混戦の最終日をキム・ヒョンソン(韓国)が勝ち抜いた。3日目を終えて首位タイに池田勇太、1打差の3位タイに片山晋呉石川遼の名が並んだ。キムは2打差の6位タイから出て「66」をマークすると、通算12アンダーで並んだ片山とのプレーオフに持ち込み、2ホール目で決着をつけた。

2打差の3位タイで終えた池田は2008年2位、09年3位、14年5位と、過去4度のトップ5入りがあるが、通算14勝の中に三好でのタイトルはない。片山にとっては13年に5年ぶりのツアー優勝を飾った場所でもある。8月の「リオデジャネイロ五輪」日本代表のふたりが得意としているコースといえる。

予選ラウンドのペアリングで、前年覇者キムと片山は、現在賞金トップの谷原秀人と同組に。池田は塚田陽亮、19歳アマチュアの今野大喜と同組でプレーする。

また、米ツアーの来季出場権をかけた入れ替え戦に出場中の岩田寛は第3戦を終えて、一時帰国。最終戦「ウェブドットコムツアー選手権」を前にしたオープンウィークにエントリーした。

<主な出場予定選手>
キム・ヒョンソン池田勇太今平周吾岩田寛大堀裕次郎小田孔明片岡大育片山晋呉川村昌弘小平智谷原秀人塚田陽亮藤田寛之宮里優作

2016年 トップ杯東海C