2016年 日本ツアー選手権森ビル杯

谷口徹が2打差3位 首位に11年覇者のJ.B.パク

2016/06/03 18:22
「68」と伸ばしたJ.B.パクが1打差の首位で週末に進んだ

◇国内男子メジャー初戦◇日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2日目◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース◇7384d(パー71)

7位タイから出た2011年大会の覇者J.B.パク(韓国)が5バーディ、2ボギーの「68」をマークして、通算3アンダーで単独首位に浮上した。

強風が舞い、硬く仕上がった難度の高いコンディションで、パクは他選手同様まずはティショットでの正確性を重視する。「3Wが下手」という自らが明かす弱点は「刻むときは5Wか、1Wショットを7~8割の力で打つ」という方法でカバー。この日のフェアウェイキープ率は50%だったが、13番(パー3)に5つのバーディを重ねた。

5年前の同大会優勝から、日本ツアー2勝目が遠い。「このコースは難しいから何打差あってもわからない。自信を持ってプレーするだけ」と歴代王者のプライドを持って戦う。

1打差の通算2アンダー2位にハン・ジュンゴン(韓国)。5位から出た谷口徹が3バーディ、3ボギーのイーブンパーでプレーして、チェ・ホソン(韓国)と並び、通算1アンダーの3位につけた。

通算イーブンパーの5位に谷原秀人朴ジュンウォン(韓国)、アダム・ブランド(オーストラリア)の3選手が並んだ。

初日首位の小袋秀人は2バーディ、5ボギーの「74」とスコアを落とし、通算1オーバーの8位。同じく首位で出た宮本勝昌は通算2オーバーの11位、池村寛世は「79」を叩いて通算6オーバーの38位に後退した。

【主な上位成績】
1/-3/J.B.パク
2/-2/ハン・ジュンゴン
3T/-1/谷口徹チェ・ホソン
5T/E/谷原秀人朴ジュンウォンアダム・ブランド
8T/+1/小袋秀人矢野東スンス・ハン

2016年 日本ツアー選手権森ビル杯