月曜決着はソン・ヨンハンが逃げ切りで初優勝 スピース1打差2位
◇国内男子&アジア共同主管◇SMBCシンガポールオープン 最終日◇セントーサゴルフクラブ(シンガポール)◇7398yd(パー71)
悪天候のため1日(月)に順延となっていた最終ラウンドの未消化分が行われ、13選手がプレーした。24歳のソン・ヨンハン(韓国)が第2ラウンドからの首位を守り、通算12アンダーでツアー初優勝を飾った。世界ランキング1位のジョーダン・スピース(米国)は残っていた最終18番のバーディパットを沈め、通算11アンダーでホールアウトしたが、1打及ばず2位となった。
後続に2打差をつけ16番のグリーン上から再開したソンは、3mを沈めパーセーブ。残り2ホールもパーでしのいだ。
3位には通算10アンダーで梁津萬(中国)。小林伸太郎とミゲル・タブエナ(フィリピン)が、通算9アンダーの4位で続いた。谷原秀人とワン・ジョンフン(韓国)が通算8アンダーで6位に入った。
■ 悪天候で月曜決着へ ソン・ヨンハンがリード、追うスピース
◇国内男子&アジア共同主管◇SMBCシンガポールオープン 4日目◇セントーサゴルフクラブ(シンガポール)◇7398yd(パー71)
最終ラウンドは雷雲接近のため、最終組が16番をプレー中の午後2時47分に中断。午後6時、1日(月)への持ち越しが決まった。最終組のソン・ヨンハン(韓国)が通算12アンダーで暫定首位。通算10アンダーで、最終18番のバーディパットを残すジョーダン・スピース、ホールアウトした梁津萬が続いた。
首位スタートのソンは15番までに2バーディ、1ボギー。16番グリーン上で中断となり、パーパットで再開する。
5打差を追う5位からスタートしたスピースは17番までに5バーディ、1ボギーとスコアを伸ばし、差を詰めた。18番のグリーン上で右2mのバーディチャンスにつけたところで中断となった。
「バックナインに入ってプレーがかみ合ってきた。トップの選手にプレッシャーをかけられるところにいる。18番の(バーディ)パットを決めれば、いっそうプレッシャーになるはずだ」
「きょうの夜に(シンガポールを)発つ予定だったけれど、来週はオフなのでスケジュールを変えた。あしたの早朝にプレーを終わらせるよ」
通算9アンダーで小林伸太郎(15H終了時点)、谷原秀人(17H終了)、ミゲル・タブエナ(同、フィリピン)の3選手が並んだ。1日午前7時30分(日本時間同8時30分)から、残りのホールを実施する。