2014年 日本ゴルフツアー選手権 森ビル杯

初優勝の流れは続くのか ツアープレーヤーNo.1決定戦

2014/06/17 10:49
昨年の大会では23歳の小平智が、ツアー初勝利をメジャーで飾った

国内男子ツアーのメジャー今季2戦「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」は6月19日(木)から4日間に渡り開催される。“ツアープレーヤーNo.1決定戦”と銘打たれた同ツアーのフラッグシップイベントが、今年も茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで開催される。

優勝者には例年、国内ツアー5年シードのほか、8月開催の世界ゴルフ選手権「WGCブリヂストンインビテーショナル」出場資格を付与。さらに今年からは、来年度の同選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」出場資格も加わり、海外ビッグトーナメント2試合という豪華特典となった。

「日本プロゴルフ選手権」に続く、2試合連続となるメジャー戦。2週間前には45歳のベテラン・手嶋多一が13年ぶり2つ目のメジャータイトルを手にした一方で、当大会では直近の3シーズンにおいて、次々とツアー初優勝者誕生の舞台になっている。2011年のJ.B.パク(韓国)から始まった流れは、一昨年の藤本佳則、そして昨年の小平智へと受け継がれ、初優勝に華を添える形で次々と日本タイトルの名誉を手にしていった。今年の主役は誰になるのか、本命不在の一戦は手に汗握る展開を生みそうだ。

さらに今年は、海外メジャー「全英オープン」(7月17日~/英国・ロイヤルリバプール)の日本予選を兼ねており、今週を終えた賞金ランキング上位2人にその資格が与えられる。現時点では小田孔明宮里優作が1位、2位につけており、4位の手嶋(3位のジャン・ドンキュは有資格者)と宮里の差は約200万円。ボーダーライン上の争いも、今週の焦点の1つとなる。

【主な出場予定選手】
小平智池田勇太小田孔明尾崎将司片山晋呉川村昌弘小林正則近藤共弘谷口徹中嶋常幸藤本佳則藤田寛之矢野東宮里優作K.アフィバーンラトJ.パグンサン

2014年 日本ゴルフツアー選手権 森ビル杯