1998年 日本プロゴルフ選手権

首位は葉彰廷。奥田、小達が2位へ

1998/05/15 18:00

風もなく暑いくらいだった2日目。首位に上がったのは台湾の葉彰廷。ジワリと伸ばしての単独トップだ。
葉彰廷はアウトを37。しかしインで1ボギー、3バーディの34。ひとつスコアを伸ばした。「乗ることは乗るが、グリーンに自信が持てない。得意のフェードが最近は打てなくなった」とあまり明るい表情ではない。

前日首位の小達敏昭はやはり続かなかった。初日とはうってかわったゴルフでスコアを2つ落として74。しかし首位には1打差。可能性はまだ十分すぎるほどある。
巧者・奥田靖己が下から上がってきた。この人も大きな試合には強いタイプ。絶好の位置というべきだろう。ジャンボ尾崎はイーブンとして、これもまたまずまずの位置。

ジャンボは15番ミドルでダボ。また18番ロングでもボギー。「肝心なパットがいまいち入らない。もうちょっと良くならないとね。(15番の)6と(18番の)6は余計だった」
中島常幸も踏みとどまっている。おまけに倉本昌弘まで上がってきて不思議な雰囲気になってきた。大昔のONKの顔見せ。勝負は明日にかかっている。

1998年 日本プロゴルフ選手権