1998年 フジサンケイクラシック

日下部光隆、一気に64をマーク

1998/05/07 18:00

5バーディ、1イーグルと完璧ゴルフで初日を終えたのは日下部光隆。イーグルは16番(512ヤード)でグリーン手前20メートルにセカンドを運び、そこから9番アイアンでの転がしがカップイン。 「ライが良かった」とはいえ、一気に7アンダーだ。
「今年はグリーンが柔らかい。それがボクにはやさしく感じられた。17番18番なんて去年は4日ともボギーだったんじゃないかな。苦手意識があるんだけど」 苦手な上がり2ホールも無事にパーでおさめた。

このところ米山剛の調子がいい。上位に顔を出しては、ちゅうちょするようにまた沈んだりの繰り返し。 「今シーズンは調子悪くない」と控えめに本人も言う。今週も初日からボギーなしの67。またチャンスを作った。
「4アンダーなら最高でしょ。グリーンは逆目と順目の違いが激しいから、うまくやらなきゃ入ってくれない」

横田真一はボギー2つ入りの4アンダー。 「このコースは相性がいい。芝目のあるコースは慣れているから」と言う。 横田は芝目で定評(?)の愛鷹600育ち。やはり今年のグリーンはよく止まるという。

本命、ジャンボは出入りの激しいゴルフで73。出遅れた。 「川奈は遅れをとると取り戻せないからなー。芝が強いからしっかり打たなきゃいけないのに」 明日はやり直しで頑張るとか。

1998年 フジサンケイクラシック