1998年 つるやオープンゴルフトーナメント

好スコア続出。宮本、手島が首位に上がる!

1998/04/17 18:00

このところこんなパターンが多いような気がするが、初日トップの横尾要は2日目スコアを伸ばせず後退。やはりパットは水物だった。アウトは32と好調だったのだが、インで崩れて38。しかしまだ首位とは差は2ストローク。チャンス十分だ。

かわって首位に上がった宮本勝昌はアウトでスコアを2つ沈める34、インでは31と大爆発。「そんなに調子はよくないんですけどね。明日は雨だといい。雨が降ってくれたほうが他の選手はボールが転がらないでしょ。ボクはキャリーボールで、条件は同じですから」

また初日3位だった手島多一も32-34と大きく伸ばしての10アンダー首位。 パッティングのスタンスを少し広めにとったのがよかった。「マスターズで見たカプルスのように柔らかな始動をしたいです」

珍しいところでは藤木三郎がノーボギー、8バーディ。32-32の64をマークして一気に上昇した。「ボクは毎年1勝する」と言っていた時代もあったのだが、このところ元気がなかった。今日は「ティショット以外はほぼ完璧」のゴルフ。

「散歩しているだけ」と弱気発言だった丸山茂樹。さすがに調子を取り戻すと強い。うってかわった66。アウトではなんと30を出した。「なんとか4日間はプレーしたい」とコメントしていたが、見事に(?)達成した。

気温は19度とまずまずだったが、風が強かった。全国的にはっきりしない天候の金曜日。その割りには好スコアが続出した。60台がボロボロ出た2日目だった。

1998年 つるやオープンゴルフトーナメント