石川遼、ミラクルイーグルで15位タイ発進!首位に広田と金
2009/05/28 18:40
国内男子ツアー第4戦「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」が5月28日(木)、茨城県にある大洗GCで開幕した。午前7時のスタート後から間もなく雨がパラつき始め、その後も降ったり、止んだりと生憎の天気。海風も徐々に強さを増し、全体的に午前スタート組がスコアを伸ばす展開となった。
難コースで名高い大洗で好スタートを切ったのは、共に午前スタートの広田悟と金庚泰(韓国)。「このコースはあまり嫌いじゃないし、ホール全部が頭に入っている」という広田。同じく大洗で開催された2007年大会を2位タイで終えるなど、相性の良さを活かしての首位タイ発進を遂げた。
片山晋呉、小田孔明と同組で10番ティからスタートした石川遼は、ドライバーショットが不安定ながらも何とか凌ぐ展開。前半を1バーディ、1ボギーで終えると、迎えた3番パー4でミラクルショットが飛び出す。ティショットを左の林に打ち込むピンチを迎えるが、ここから残り110ヤードをAWで直接カップに沈めてイーグル。大ピンチから一転、一気に2ストローク縮めた石川は、その後も1バーディ、1ボギーで終えて「70」でホールアウト。首位と4打差、2アンダーの15位タイ発進としている。
上位では、4アンダーの3位タイにディフェンディングチャンピオンのプラヤド・マークセン(タイ)、「大洗で68のノーボギーなら、言うことないですね」という横尾要、芹澤信雄の3人が食い込んだ。「こんなに良いゴルフは何十年ぶり」と、今年で50歳を迎える芹澤。米国シニアツアーへの挑戦も視野に入れるベテランが、久々に大きな存在感を示している。また、開幕前の交通事故で肩を亜脱臼し、今週にようやくツアー初戦を迎えた谷口徹は1アンダーでホールアウト。片山、藤田寛之らと並び21位タイとしている。