2001年 サントリーオープンゴルフトーナメント

片山晋呉が首位キープ。1打差に4人という混戦が続く

2001/09/08 18:00

サントリーオープン3日目。初日から首位をキープする片山晋呉が11アンダーまで伸ばした。5番ホールでボギーを叩き集団に吸収された。しかし、8番パー5から4連続バーディを奪い11アンダーまで伸ばし、再び単独首位に立った。その後の片山はショットがブレ、度々パーオンに失敗したが、得意の小技でパーセーブを重ねた。

「明日は天候次第だが、今日みたいなゴルフになると思う。今日はやってて楽しかった。プレッシャーとかではなく緊張している時間が楽しい。明日も楽しいでしょう」

片山を追いかける選手もスコアを伸ばした。前日2位タイに浮上したジャンボ尾崎は、スタートの1番ホールでボギーを叩いたが、3つのパー5を全てバーディを奪った。さらに14番でも3メートルのバーディパットを慎重に沈め10アンダー2位タイで最終日を迎える。

ジャンボと同じ2位タイには、芹澤信雄D.チャンド、さらに招待選手のD.クラークが並んでいる。パットに苦しみスコアを伸ばせなかったクラークは、14番で2段グリーンの下の段から約15メートルのバーディパットをねじ込んだ。そして終盤の17、18番を連続バーディとし、最終日を最終組でラウンドすることになった。

2001年 サントリーオープンゴルフトーナメント