片山晋呉が単独首位。全部完璧というジャンボが1打差の2位
2001/09/07 18:00
サントリーオープン2日目。スコアを大きく伸ばす選手が現れ、順位は大きく入れ替わった。しかし、終わってみれば単独首位は、初日5アンダー首位タイからスタートした片山晋呉だった。前半のアウトコースでは2バーディ、2ボギーと伸ばせず、出遅れた感じの片山だったが、後半の15、16、18番と3つのバーディを奪い8アンダーまで伸ばした。
「朝ハーフでバタバタして、9番で昔のパッティンググリップに変えたら入った。昨日と同じところから打って入らなかったので・・・。グリップを変えたのは今年初」
7アンダーの2位にはジャンボ尾崎が上がってきた。招待選手のD.クラーク、片山晋呉と同じ組で回ったジャンボは、序盤からチャージをかけ17番ホールを追えて8アンダーの単独トップに立った。しかし、最終18番でボギーを叩き2位に後退した。
「今日は全部完璧。非常に内容の濃いゴルフだった。先週1週間、新しいクラブを短くしたりして、試合慣れしていなかったが、だいぶよくなってきた」久しぶりの充実したラウンドに上機嫌でインタビューに応えた。
初日ノーボギーと安定したゴルフを見せたD.クラークは、ボギーが先行し苦しいラウンドとなった。4番でこの日3つ目のボギーを叩き1アンダーまで落としてしまった。しかし、その後は6つのバーディを奪うなど息を吹き返し、通算6アンダーで首位とは2打差の7位タイで予選ラウンドを終了した。
この日もっともスコアを伸ばしたのは芹澤信雄、宮本勝昌の師弟コンビ。ともに1アンダーからスタートし、8バーディ、2ボギーでスコアを6つ伸ばし、7アンダーの2位グループに浮上した。他にも2位には桑原克典、S.レイコックの合計5人が並んでいる。