ディフェンディングチャンピオン伊沢が復活をかけて臨む

国内男子ツアー「ジョージア東海クラシック」が、10月10日（木）から13日（日）まで、愛知県の三好カントリー倶楽部で開催される。

三好カントリー倶楽部は、丘陵地に造られた林間コースで、点在する池を林でセパレートしながらも、フェアウェイの幅にはゆとりを持たせた風格ある設定となっている。

昨年は、伊沢利光が本大会でシーズン3勝目、通算10勝目を挙げた。最終日は賞金王レースを争っていた林根基、そして若手の近藤智弘とデッドヒートを繰り広げながらも、終盤の大事な場面で2人の猛追を交わし勝利をものにした。

女子ツアーで戦う米山みどりをキャディに従えて優勝した伊沢は、「ボギーが少なかったのが勝因。この優勝は通過点でしかない」と気を引き締め、その言葉どおり2週間後のブリヂストンオープン、そしてフィリップモリス選手権と2週連続優勝を果たし、シーズン5勝を挙げ、初の賞金王に輝いた。

今季は未だ勝利に恵まれていない伊沢だが、昨年勝利を収めた今大会で復活を目指すことになる。

地元愛知出身で最も期待がかかるのが近藤だろう。昨年は惜しくも2位タイでフィニッシュ。今季もダイヤモンドカップ、そして日本プロマッチプレーで2位に入るなど、未勝利ながら現在賞金ランク11位。地元の大会で、念願のプロ初優勝を目指す。

また賞金ランクでデッドヒートを繰り広げる佐藤信人、谷口徹をはじめ、ディーン・ウィルソン、久保谷健一なども出場予定。