2002年 東建コーポレーションカップ

やはり伊沢か!? 初日5アンダーで暫定首位

2002/03/14 18:00

国内男子ツアー開幕戦「東建コーポレーションカップ」は、初日から雨に見舞われ途中1時間30分以上の中断となった。18時20分までプレーは続けられたが、日没サスペンデッド。9組がホールアウトできなかった。

この日スコアを伸ばしたのは午前中にスタートした選手たち。5アンダーで暫定首位に立っているのは、昨シーズン賞金王の伊沢利光、日本のメジャータイトルを2つ奪ったD.ウイルソン、そしてシーズン終盤のカシオワールドで優勝した室田淳の3人。

4週間後にマスターズを控えた伊沢は、「ティショットはあまり良くないですね。あんまりフェアウェイに行ってないですから・・・。アイアンに関しては申し分ないです。パッティングも悪くないですね、どちらかと言えば良い感じですね」

伊沢は10番からスタートし、12番で3メートルのバーディパットを沈めると18番、1番の連続パー5でバーディ。さらに2つ伸ばしこの日は5バーディノーボギーだった。ティショットが右に流れラフに行っているが、「試合中に修正はしたくない」と伊沢流の調整で立て直してきそうだ。

また、6バーディ、1ボギーでまわった室田は、「今オフはトレーニングができなかった。子供孝行をしました。だから、バンカーなんか全然練習してなかったから・・・。今日はバンカーにいっぱい入って、良い練習になちゃった」

46歳の室田が昨年後半から安定した強さを見せている。「体がキレなくなったとか、歳取ったなとか思わないような体にしていく目標はありますね。いかに良い体調でトーナメントに向かえるか、という感じにしたいです」

ホールアウトできなかった選手では、17ホールを終了した米山剛が4アンダーで単独4位につけているが、他の選手は雨による中断などペースを崩しスコアを思うように伸ばせない。明日、2日目は7時30分から第1ラウンドの残りが行われる予定だ。

2002年 東建コーポレーションカップ