伊沢が3アンダー5位、追う片山は1打差の8位スタート!!
2003/12/04 18:00
国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が、東京よみうりカントリークラブで開幕した。今週は2003シーズンの賞金ランキング上位25名だけが出場できる大会になっている。上位選手では、トッド・ハミルトンと宮瀬博文が米ツアーのクオリファイを受けるために欠場。さらに佐藤信人は、欧州ツアーの開幕戦に出場するため日本を離れている。
初日首位に立ったのは4アンダーをマークした4人。平塚哲二、手嶋多一、室田淳、デビッド・スメイルだ。手嶋は「アイフルカップゴルフトーナメント」で、室田は「三井住友VISA太平洋マスターズ」でそれぞれ1勝しているが、平塚、スメイルは未勝利ながらこの日本シリーズに出場している。
この日最も多い7つのバーディを奪った平塚は、7番15番と2つのパー3ホールを含む3つのボギーを叩き4アンダー。対象的にスメイルは安定したプレーでボギーを叩かず4バーディでホールアウトした。
1打差の3アンダー5位には伊沢利光、谷原秀人、ブレンダン・ジョーンズの3人が並んでいる。伊沢は9番パー4でイーグルを奪ったが、最終18番パー3でボギーを叩き首位グループから一歩後退してしまった。
今週のシーズン最終戦は、賞金王争いが注目されている。伊沢が逃げ切るのか、それとも現在3位ながら伊沢を570万円の差で追う片山晋呉が逆転するのか。初日は伊沢が3アンダーの5位、対する片山は2アンダーの8位につけている。
片山が逆転するには、伊沢よりも上位に入ることが絶対条件。できることなら大会2連覇を飾る優勝で決めたいところだ。まだ初日が終わったばかりだが、上位は1ストロークの差でひしめき合う展開になり、明日以降が楽しみになってきた。