悪天候のせい!?6人がトップタイに並ぶ大混戦
2003/08/08 18:00
国内男子ツアー第15戦「サン・クロレラクラシック」2日目。日本列島に台風が接近しているため、北海道も朝から最悪の天気。その影響で午前中は一時中断するなど、試合進行が大幅に遅れてしまった。
悪いコンディションの中、じわりじわりと浮上してきたのが先週優勝した手嶋多一だった。初日最終ホールでイーグルを奪った勢いが残っていたのか、この日6バーディ、3ボギーとスコアを3つ伸ばしトップタイに躍り出た。
また全英オープンで一躍脚光を浴びたS.K.ホは、初日2つのダブルボギーを叩くなど、いまいち波に乗れなかったが、2日目は5バーディ2ボギーと確実にバーディを積み重ね、通算4アンダーと追いついた。
そして初日4アンダー首位に立った若手の武藤俊憲。この日ボギーが先行する我慢のゴルフが続いたが、結局3バーディ、3ボギーのイーブンパーでまとめ、トップタイに踏みとどまった。
さらに丸山大輔、室田淳、広田悟が4アンダーで6名が並ぶ大混戦となってきた。注目したい選手は、首位と1打差の7位に入っている谷原秀人。今季1勝を挙げ、全英オープンから帰国後も好調を続けている。また2打差の11位タイには、今日5ストローク伸ばした矢野東など若い世代が奮起している。
そのほか大会のホストプレーヤーである青木功は通算2オーバー、48位タイで予選通過。日本ツアーでは2001年ダンロップフェニックス以来の予選通過となった。決勝ラウンドでも青木の華麗なるプレーを披露してもらいたい。