2012年 関西オープンゴルフ選手権競技

日本OP出場争いも兼ねた一戦を制すのは誰だ

2012/08/14 12:06
昨年大会は3日目に首位に立ったチョ・ミンギュがその座を守り切り、ツアー初勝利を飾った

国内男子ツアーは2週間のオープンウィークを経て、今季第11戦「関西オープンゴルフ選手権競技」が、8月16日(木)から19日(日)までの4日間、大阪府の泉ヶ丘カントリークラブで開催される。

1926年に第1回大会が行われた同大会は「日本オープンゴルフ選手権競技」よりも1年早く始まった日本最古のトーナメントとなる。しかし、1991年を最後に2008年まではツアー競技には含まれず09年に復帰。今年は復帰後4年目の開催で、昨年より賞金総額が1,000万円増額し、6,000万円となった。

昨年は兵庫県の小野GCで開催され、韓国のチョ・ミンギュが通算14アンダーをマークしてツアー初優勝を果たした。毎年、関西地区の名門ゴルフ場を転戦する大会で、今年は舞台を大阪府堺市に移して行われる。

10月に開催される「日本オープン」の予選会も兼ねている今大会。4会場で行われた予選会から、アマチュア24名、プロ17名の計41名が出場権を勝ち取った。「日本オープン」はレギュラーツアーのシード権を持つ選手でも、現時点で出場資格を持つ選手は少ない。昨年の賞金ランキング20位以内や過去5年間のツアー優勝者などの条件に満たないプロは、各地区の予選会を通過する必要が生じる。

昨年は、「関西オープン」に出場した144名から14名にその資格が与えられたが、今年も少数の枠を争うことになる。ツアーで戦う選手たちと、予選会を勝ち上がってきた選手が、日本最高峰のオープン競技への参戦も見据えてしのぎを削る。

【主な出場予定選手】
チョ・ミンギュ池田勇太片山晋呉川村昌弘キム・キョンテ高山忠洋谷原秀人平塚哲二藤田寛之藤本佳則宮本勝昌武藤俊憲

2012年 関西オープンゴルフ選手権競技