2012年 とおとうみ浜松オープン

J.チョイが逆転でツアー初優勝!藤本佳則は1打及ばず

2012/05/20 16:31
ジェイ・チョイが終盤の逆転劇の主役となり悲願のツアー初勝利!

◇国内男子◇とおとうみ浜松オープン最終日◇グランディ浜名湖ゴルフクラブ(静岡県)7054ヤード(パー72)

9アンダーの3位タイから出たジェイ・チョイ(米国)が7バーディ、ノーボギーの「65」をマークし、通算16アンダーとして日本ツアー初優勝を飾った。14アンダーの単独首位で最終日を迎えた藤本佳則は終盤に失速し「71」。通算15アンダーの2位と逆転を許し、ツアー史上最速のプロ転向後3戦目での初勝利はならなかった。

通算14アンダーの谷原秀人が単独3位。13アンダー4位にカート・バーンズ(オーストラリア)が続いた。武藤俊憲近藤共弘らが通算10アンダーの6位タイ。通算9アンダーの10位タイに谷口徹藤田寛之池田勇太小田孔明ら7人が入った。

6アンダーの14位タイから最終ラウンドをプレーした石川遼はスコアを2ストローク落とし、通算4アンダーの41位タイに終わった。

<“地元”で勝ちたかった!J.チョイが気合いの逆転>
初日から首位をキープしていた藤本佳則、そして2打差で追いかける谷原秀人の一騎打ちに待ったをかけたのが、韓国系米国人のジェイ・チョイだった。「ここ浜松はヤマハの本拠地なので、初優勝はここで果たしたいです」。昨年から用品契約を結ぶヤマハ本社の所在地と知ったジェイは、首位とは5打差で迎えた最終日に逆転優勝を狙っていた。

前半4番から4連続バーディを奪い、ジワジワと首位との差をつめると、15番でもバーディを奪い「チャンスはある」と自らを奮い立たせる。16番パー3ではグリーン手前のバンカーに捕まりピンチを招くが、3mのパーパットを沈め「自分には運がある」とさらに勢いを増す。そして最終18番「ボードを見たら首位で並んでいたので、アプローチを寄せれば勝てるかも知れない」と、グリーンまで歩測して放った3打目はピンの右70センチにピタリと止まった。

「あのアプローチは今年一番のショットですね。簡単なバーディパットで決めることが出きました。本当に嬉しいです、まだ優勝が信じられない。今日はプレッシャーもなく、チャンス、チャンスと自分で思うことで、凄く楽しくラウンドすることが出来ました」と、来日3年目とは思えぬ流暢な日本語で、嬉しさを表現した。

前半は危なげないゴルフに見えました。
しかし、少し緊張気味の場面も。
バックナインで崩れるも10位タイフィニッシュ。少しずつ復調の兆しですかね。
舌をペロリ。出入りの激しいゴルフでしたねぇ。今日のオーバーパーは予測できませんでした。
63は大会レコードです。焦って3番ティからダッシュして、やっと18番セカンドで追いついて、何とか撮れました。
大学の先輩・後輩は、本当に気持ち良さそうにラウンドしてました。
今日は5つスコアを伸ばしましたが、本当に初日のゴルフだけが悔やまれますね。
優勝争いに加わりかけたところで、後半に失速。
ノーボギーで大爆発です。
突然のいつもと真逆の風に迷いが出たかも。
完全に優勝候補だと思ったんですけどね。後半はどうしちゃったんでしょう。
手応えは感じられた4日間だったのでは?
緊張は全くなく、楽しんでのラウンドだったそうです。ゴルフは楽しんだもん勝ちですかね?
しばらく日本とお別れ。USオープンの出場も厳しくなったかなぁ。アメリカで奮起して欲しいですね。
14番セカンドショット。藤本の優勝もほぼ見えてきたかなぁと思ったのですが・・・。
開幕からずっと好調が続いてるし、復活優勝も間近でしょうね。
キャディとじゃんけん。負けてます。
最終日68は立派です。ローアマゲット!
18番ティ後ろのスコアボードをチラリ。再び気合を入れ直したように見えましたね。
うつむき加減で18番グリーンへ。やはり最後の詰めか・・・。
優勝が決まってキャディさんと抱擁です。
お互いの健闘をたたえあって握手。
「みんなでつくるトーナメント」は、表彰式もみんなでつくります。
やや緊張気味でしたかね。それにしても日本語が流暢です。
オシャレなJ・チョイは、アルマーニのチャンピオンブレザーもお似合いです。ポーズ決めちゃってます。

2012年 とおとうみ浜松オープン