2012年 中日クラウンズ

I.J.ジャンが7シーズンぶりの勝利! 石川は11位タイ

2012/04/29 14:55
昨年大会はプレーオフで散ったI.J.ジャンが逆転勝利!

◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日◇名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース(愛知県)◇6,545ヤード(パー70)

4位タイからスタートしたI.J.ジャン(韓国)が5バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算8アンダーで逆転勝利。プレーオフで敗れた昨年大会のリベンジを果たすとともに、05年「三菱ダイヤモンドカップ」以来となる7シーズンぶりのツアー通算2勝目を手にした。

通算6アンダーの2位タイに、スティーブン・コンラン(オーストラリア)と白佳和。通算4アンダーの4位タイに、谷原秀人プラヤド・マークセン(タイ)が続いた。石川遼は3バーディ、3ボギーと伸び悩み、高山忠洋らと並び通算2アンダーの11位タイで4日間を終えている。

I.J.ジャン、韓国勢初の大会王者に>
昨年大会でブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)にプレーオフで破れ、涙をのんだジャンが、見事な逆転優勝で2526日ぶりとなる勝利を飾った。トップとの差2ストロークを追って、最終組の一つ前でプレーすると、前半に3バーディを奪って首位に浮上。中盤は他選手のスコアを認識していなかったが、16番で残り105ヤードの第2打をピンそば1メートルにつけてこの日5つ目のバーディを決め、通算8アンダーとすると、リーダーズボードの一番上にあった自分の名前を見つけた。

「何も考えられないけれど、本当に嬉しいです」。2004年の韓国ツアー賞金王は翌年、日本参戦5試合目にして1勝を挙げたが、その後は優勝にあと一歩が届かないシーズンが続いた。08年にはシード権を喪失。翌年に復帰したが、ドローボールの習得のためスイング改造に取り組むうちに「分からなくなってしまった」と苦しんだ。それでも前進を続ける過程で「去年は負けたけれど、名古屋に来たら気持ちが良くなる。コースも、食べ物も大好き。おとといは、ひつまぶしを食べました」という土地で、復活Vを手繰り寄せた。

ロサンゼルスに住むサンディ夫人、7歳になった息子のエイデンくんとは毎日国際電話で連絡を取り合っており、この日は最高の報告ができた。今年2月に39歳となってベテランの域に達したが、後輩のキム・キョンテベ・サンムンに刺激を受け今シーズンの目標は「賞金王」とキッパリ。そして夢のPGAツアー参戦に向けても意欲を見せた。

風邪をひいて熱がありながらも、今週は最後まで優勝争いで楽しませてくれました。お疲れ様でした!
初優勝ならず・・・。最後は悔し涙も・・・。
久々の優勝も近そうですね。
出入りが激しいながらも一つ伸ばし、4位タイフィニッシュです。
この顔覚えといて下さい。QTトップ通過で今年から日本ツアー参戦。先週は単独2位、今週は6位タイ。「第二のべ・サンムン」の力を秘めてます。スイングもワールドクラスです。
昨日でバーディラッシュも打ち止めだったか・・・。
遼くんの爆発を信じて、今日も大勢のギャラリーでした。
ナイスショットでもこの表情。イメージと球筋とスイングが合わないのでしょうか・・・。
優勝の本命かと思ってたんですけどねぇ。
ディフェンディングチャンピオンも爆発ならず・・・27位タイフィニッシュです。でも和合のギャラリーはBJファンが多いですね。
この写真の状況でフェアウェイセンターです。秘儀流し打ちか・・・。
ノーバーディでした。ラフに入れたりバンカーに入れたり・・・珍しく最終日は河井さんの持ち味が全く出ませんでした。
ショットが安定せず、2勝目はお預けとなりました。
この人垣じゃ、遼くんなんて全然見えないですよね?
折るか・・・かじるか・・・。本当にやりそうな雰囲気でした。
16番Par4の2ndショットはバンカーへ。非常に難しいライでボギーとし、万事休す。
ラフに入れてもステディなゴルフでボギーは打ちません。
ほぼ優勝を確信して、ホールアウト後に同組でラウンドしたJ・B・パクと抱擁です。
初日の13番Par3でホールインワン!副賞のTOYOTAマークXゲットです。
ベストアマチュアにしては、優勝並みの凄く立派なカップですね。
緊張がやっと解けたのか、優勝スピーチでこの日最高の笑顔です。

2012年 中日クラウンズ