2011年 サン・クロレラ クラシック

単独首位の平塚を、池田が1打差で追う!遼は大乱調

2011/07/28 18:13
難コースで9バーディを奪取!堂々の単独首位に立った平塚哲二

北海道にある小樽カントリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー第10戦「サン・クロレラ クラシック」の初日、平塚哲二が9バーディ、2ボギーの「65」でラウンドし単独首位に立った。

1番、2番を連続バーディでスタートした平塚だったが、続く3番、4番で連続ボギーを叩きイーブンパーとするも、中盤から終盤にかけて7つのバーディを量産。暫定首位に立っていた池田勇太を17番で捕らえ、18番パー4でバーディを奪って、一気に首位に躍り出た。

首位と3打差の単独3位には、キラデク・アフィバーンラト(タイ)が続いている。ディフェンディングチャンピオンの高山忠洋はイーブンパーの40位タイ。

前週の「セガサミーカップ-」でキム・キョンテ(韓国)との優勝争いを演じた石川遼は、今週はショットの精彩を欠き大乱調。3バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの5オーバー、123位タイと大きく出遅れている。

<平塚は左手痛の中でパットが好調>
初日午後スタートとなった平塚がバーディラッシュで単独首位スタートに成功した。立ち上がりは1番から2連続バーディ、3番から2連続ボギーと慌ただしかったが、その後7つのバーディを重ね、正午前にはラウンドを終えて単独トップに立っていた池田を抜き去った。難易度の高さで知られる小樽カントリー倶楽部で「65」。左手甲の痛みで練習ができない日々が続く中、パッティングで好スコアをマークした。2009年の「中日クラウンズ」以来となる通算6勝目への期待が高まるが「優勝争いとか何にも考えてないです」と残り3日間も無欲で戦っていく。

午前中の主役は池田勇太。午後スタートの平塚に抜かれたが、単独2位と好スタート

<首位に1打差の池田「うまくつながった」>
単独2位と好発進した池田は、出だしの2番でセカンドショットをグリーン手前の池に入れてボギーが先行。しかし5番からの連続バーディで勢いに乗り、2オンに成功した9番(パー5)で7メートルを沈めイーグルを奪った。「難しいコースとは分かっている。でもミスをしても我慢していればチャンスは来ると思っていた結果。今日はうまくつながってくれた」。2週前の「全英オープン」では出場6人の日本勢でただ一人決勝ラウンドへ進出。今季初勝利へ向け、態勢は整いつつある。

松山英樹は耐えながらも反省の弁が口をついた

<アマチュアの松山英樹はやや出遅れ>
予選落ちとなった前週の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」に続き、今季2戦目のプロツアーを戦う松山は3バーディ、4ボギーの「73」。3パットした9番から、11、12番とボギーが重なる苦しい展開を強いられたが、最終18番で3オン1パットでパーを拾うなど終盤の粘り強さが光った。それでも「練習したがなかなか調子が上がらない」と表情はもう一つ。「もっとピンに絡むショットを。きょうのミスを反省して調整したい」と巻き返しを誓っていた。【小樽市/桂川洋一】

藍ちゃんに続け!
ディフェンディングチャンピオンはイーブンパー40位発進。余裕なのか、笑顔が絶えないラウンドでした。
今週は予選通過なるか・・・。1オーバー61位タイ
茶髪にしてイケメンの雰囲気になりましたね。3アンダー4位タイの好スタートです。
こちらもイケメンですね。なんかファッションショーのようです。サングラスもイイ感じ。
「ワイのサングラスはどやっ!!」・・・はい、迫力あり過ぎます。
3人揃って池ポチャって珍しいです。
「そのドライバーいくらッスか?あっ、値段のシール付いたままッスよ。」
「俺が若大将だから、オマエは青大将な。丁度青いの着てるしな。」
「調子悪いし、今日はギャラリーしよっと。」
今日は何度クラブが宙に舞ったことでしょう。ショットの調子が悪そうですが、それでも1アンダー22位タイです。
左手が痛いと言いながら、単独首位スタートです。パッティングは絶好調のようです。
「矢野くんが打つから、みんな止まりなさい!も~、この子たちったら全然ジッとしてないんだからっ!」
地元北海道出身。多くの声援を受けて、前半は順調にスコアを伸ばしましたが、後半に崩れてしまいました。イーブンパー40位タイスタートです。
弟・大塚泰三プロの応援に毎年駆け付けています。ここ小樽CCでは、他にも女子プロ達が観戦や応援に訪れています。
13番バーディー!!でも全然表情が冴えません。何だか鋭気を失ってしまったような表情ばかりでした。
「ピンどこ?」とにかく曲がりまくった今日、18番ティーショットは隣の10番フェアウェイでした。
やっとフェアウェイに行っても、デカイ木に行く手を塞がれます。
曲がったりバンカー入ったり、何かとバタバタした忙しい一日でした。予選落ちの危機ですが、明日の巻き返しに期待ですね。

2011年 サン・クロレラ クラシック