片山晋呉とジャンボ尾崎が急上昇!
2004/07/09 18:00
広島県東広島市にある広島カンツリークラブ八本松コースで行われている、国内男子ツアー第13戦「ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント」の2日目。大会初日は雷雨に見舞われ、3人だけがホールアウトできずに日没サスペンデッド。天候も回復し、この日第1ラウンドの残りと、第2ラウンドが行われた。
暫定首位だった高山忠洋に代わり単独首位に踊り出たのは、コースレコードに並ぶ「63」を叩き出した片山晋呉。インからスタートした片山は、3つスコアを伸ばして前半を折り返すと、後半からは怒涛の快進撃。2番パー5でのイーグルをきっかけにバーディを量産して、後半のスコア「30」をマーク。通算11アンダーの暫定19位タイから一気に首位まで駆け上がった。
首位を1打差で追うのは、この大会過去9度の優勝を誇るジャンボ尾崎。暫定10位タイ、インコースからスタートしたジャンボは、13番から15番まで3連続バーディを奪いペースを掴むと、後半で4つスコアを伸ばし通算10アンダーの2位に浮上している。
また、尾崎3兄弟の次男であるジェットこと尾崎健夫が、この日8バーディ2ボギーの通算8アンダーの4位タイに順位を上げた。同じく4位タイには、2003年ドライビングディスタンスで1位に輝いた小田龍一がつけている。小田は、一時10アンダーまで伸ばしていたが、終盤で2つのボギーを叩き一歩後退した。