2004年 〜全英への道〜ミズノオープン

宮里優作、星野英正など4人が首位に並ぶ大混戦!

2004/06/26 18:00
再び首位に返り咲いた宮里優作(写真は中日クラウンズのもの)

岡山県にある瀬戸内海ゴルフ倶楽部で行われている、国内男子ツアー第11戦「ミズノオープン」の3日目。連日振り続ける雨の影響で、コースコンディションが悪化。大会側は午前10時に、コース復旧作業のためOUT・INを入れ替え、OUT11時50分・IN11時30分からスタートすると発表した。

予定より遅れてのスタートとなったが、コースメンテナンスの努力により、コースは次第に回復。その気持ちに応えるべく選手達はプレーで返そうと好スコアが続出した。上位陣がスコアに伸び悩む中、後続の選手達が猛追撃を開始。宮里優作星野英正上田成人B.ジョーンズの4人が通算11アンダーで首位に並ぶ大混戦となった。

優作は、スタートからボギーが先行する苦しい展開となったが、前半で1つスコアを縮めると後半からは猛チャージ。2番でバーディ、6番から8番まで3連続バーディを奪って首位に並んだ。優作にとって願ってもないチャンス。初優勝並びに全英オープンの切符を手にすることができるのか。

全英オープン出場がかかっているため気合の入る星野は、序盤からバーディを積み重ねていいリズムだったが、17番で痛恨のダブルボギー。これで嫌なムードになったかに思われたが、次の18番でバーディを奪い再び流れを呼び込んだ。後半は5バーディを奪う猛攻を見せた星野は、首位の上田と10位タイに浮上した谷口徹と同じく、この日のベストスコア「65」をマークした。全英予選ランキング6位の星野が、逆転で全英オープン出場を決めることができるのか注目したい。

また、9アンダーの首位からスタートしたブレンダン・ジョーンズは、この日も安定したゴルフでスコアをまとめていく。後半の8番でこの大会初のボギーを叩くも、この日2つスコアを伸ばして通算11アンダーで首位をキープした。

2004年 〜全英への道〜ミズノオープン