伊沢、片山、ジャンボが優勝争いに名乗りを上げる!!
2004/03/27 18:00
三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で開催されている「東建ホームメイトカップ」の3日目。前日のような突風は収まったが、それでも風の影響でボールコントロールが難しく、スコアを伸ばした選手は2日連続で2人しか現れなかった。
4アンダーの単独首位でスタートした藤田寛之は、スタートの1番ホールでバーディを奪ったが3番ホールから3連続ボギーを叩いてしまった。その後、堅実にパーを奪い持ちこたえたが15番のセカンドショットでグリーンをオーバーしボギー。続く16番パー3でも寄らず入らずボギー。1アンダーの単独2位に後退した。
首位に立ったのは韓国のチャーリー・ウィ。1アンダー7位からスタートしたウィは、1、2番と連続ボギースタートを切っが、4番パー5でイーグルを奪うと、5、6番でもバーディを奪いスコアを伸ばした。通算2アンダーで日本ツアー初優勝が見えてきた。
3位には、この日イーブンパーでラウンドした片山晋呉、初日首位の伊沢も1オーバーでラウンドし粘りのゴルフを見せた。現在の日本ツアーを代表する2人の活躍に待ったをかけたいジャンボ尾崎も意地を見せた。15番までに6ストローク落とし集中力が切れそうになったが、17、18番の上がり2ホールを連続バーディを奪い2オーバー8位。最後は両手を上げるバンザイでこの日のラウンドを締めた。
首位のウィと同じ韓国のS.K.ホも1オーバー6位と好位置につけている。明日最終日も風が吹くと、上位の入れ替わりも激しくなりそうだ。風に強いと言われる選手たちが何処まで粘れるか注目される。