I.J.ジャンが日本ツアー初優勝!片山、川岸が2位に食い込んだ
2005/05/29 18:00
兵庫県の東広野ゴルフ倶楽部で行われている、国内男子ツアー第8戦「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」の最終日。2位以下に3打差をつけてスタートした、昨年韓国ツアーの賞金王イージー・ジャンが、そのまま逃げ切って日本ツアー初優勝を飾った。
前半、イーブンパーの2位につけていた伊沢利光が、3番ボギーの後、4番で痛恨のダブルボギーを叩き大きく後退。代わって片山晋呉、丸山大輔が前半からスコアを伸ばし、優勝争いに絡んできた。
後半に入ると、ジャンが10、15番でバーディを奪い再びリードを広げる。その後はパープレーでしのぎ、通算5アンダーで日本ツアー初優勝を飾った。昨年まで予選落ちが続き今ひとつだったが、試合後のインタビューで「S.K.ホ、Y.E.ヤン、金鍾徳といった韓国出身の先輩たちと練習し、成果がでました」と振り返った。
なお、2アンダーの2位には片山と川岸良兼が入っている。片山は、17番パー3でカラーからチップインバーディを決めるなど、この日5バーディノーボギーの完璧なゴルフを披露。また川岸は、最終18番パー5でグリーン奥からのバンカーショットを直接ねじ込みイーグルを奪った。