2007年 ダンロップフェニックストーナメント

石川遼が憧れるI.ポールターが首位タイ! 石川は最後に派手なガッツポーズ

2007/11/15 16:56
石川遼が憧れるI.ポールターが首位タイに立つ貫禄を見せた

宮崎県にあるフェニックスCCで11月15日(木)、国内男子ツアー第22戦「ダンロップフェニックストーナメント」が開幕した。最高気温は20度で風はほとんどなく、汗ばむ陽気となった。風がないことでスコアを伸ばす選手が続出し、アンダーパーでラウンドした選手は36人にも上った。

5アンダーで首位に立ったのは、イングランドのイアン・ポールターと韓国の金庚泰キム・キョンテ)、さらに日本の武藤俊憲も加わり、3人が並んでいる。ポールターと武藤はボギーを叩かぬ安定したゴルフでスコアを伸ばしてきた。

1打差の4アンダー4位タイには、クリス・キャンベル(オーストラリア)とゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)。さらに1打差の3アンダー6位タイには、11番パー3でホールインワンを達成したS.K.ホ(韓国)をはじめ、片山晋呉丸山大輔今野康晴が並んでいる。

今年の「全英オープン」でメジャー制覇を果たし、この大会では連覇を狙うアイルランドのパドレイグ・ハリントンは、1番で2打目を直接カップインさせるイーグルを奪ったが、ボギーを4つ叩くなど安定感に欠け、2アンダー。谷原秀人宮里優作らと並び10位タイとなっている。

アマチュアとして今大会に初出場を果たしている石川遼は、10番ホールからスタートし15番、16番で連続ボギー。後半は4番でボギーを叩き3オーバーまでスコアを崩したが、最終9番でグリーン手前から直接カップインさせバーディフィニッシュ。最後の最後に派手なガッツポーズを決め、初日のラウンドを終了した。2オーバー59位タイとしている。

韓国ツアーの賞金王、キム・キョンテが首位タイ発進とした
初日首位タイと、日本勢として大健闘を見せている武藤俊憲
最終ホールで意地のバーディを奪い、59位タイ発進とした石川遼
賞金王争いの渦中にいる片山晋呉が6位タイ発進

2007年 ダンロップフェニックストーナメント