2009年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン

石川は薄氷の予選突破!単独首位は丸山大輔

2009/09/25 17:55
「良かったころに戻ってきた」という丸山大輔が単独首位に浮上し、決勝ラウンドへ

京都府にある城陽CCで行われている国内男子ツアー第14戦「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン」の2日目、9月末とはいえ会場は厳しい残暑に見舞われた。

その厳しい状況の中、大会ホストプロの石川遼がヒヤヒヤの予選突破を果たしている。初日を2オーバーの54位タイで終えた石川。この日は前半に一つスコアを伸ばして折り返したが、迎えた12番に落とし穴が潜んでいた。

ティショットを右サイドのつま先上がりの斜面に打ち込むと、4Iの第2打は左に引っ掛かってOBゾーンへ。打ち直しの4打目でフェアウェイに置いたものの、5打目はグリーン奥のラフにこぼれて、寄せワンの「7」。このホールをトリプルボギーとし、通算4オーバーへと後退した。「予選カットラインのことが頭をよぎった」という石川だが、直後の13番で2.5mを沈めてバーディを奪い返す。結局この日は「72」と一つスコアを落としたものの、通算3オーバーの51位タイで、無事予選通過を果たしている。

2日目を終えて単独首位に立つのは、この日「66」で回った丸山大輔。通算7アンダーとし、初日の17位タイからジャンプアップを果たしている。通算6アンダーの2位には、金亨成(韓国)。通算5アンダーの3位タイに、P.マークセン(タイ)と手嶋多一鈴木亨の3人が続いている。

2週連続優勝を狙う谷口徹は通算2アンダーの11位タイ、ディフェンディングチャンピオンの谷原秀人は通算イーブンパーの28位タイで2日目を終えている。

7番で10メートルを超えるバーディパットを沈め、ガッツポーズ!
12番パー4、つま先上がりの2打目を左に大きく曲げてOBに。痛恨のトリプルボギーを叩く
1年前まで使っていたモデルに替えたパターが好調。3位タイに急浮上した手嶋多一
この日「64」をマーク。予選落ちの危機から優勝争いに名乗りを挙げた鈴木亨
後半は怒涛の5バーディを奪ったP.マークセン。首位に2打差で最終日へ

2009年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン