2009年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン

ホストプロの石川遼、昨年のリベンジを果たせるか

2009/09/22 12:20
昨年大会の優勝のあと、1年間勝利から遠ざかっている谷原秀人。今大会に懸ける思いは強いはずだ

国内男子ツアー第14戦「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン」が9月24日(木)から4日間に渡り、京都府にある城陽CCで開催される。今大会は、アジア太平洋連盟と日本ゴルフ協会の共催競技となり、賞金ランキングは日本ツアーとアジアンツアーの両ツアーに加算。今年も多くの海外選手が出場し、国際色の豊かな大会となっている。

やはり注目が集まるのは、今大会のホストプロとして出場する石川遼だ。昨年大会は初日に「76」と大きく出遅れたことが響き、通算6オーバーの110位タイで予選落ち。記念すべき第1回大会でホストプロとしての責務を果たすことができなかった。1年を経た今年、大きな飛躍を遂げて賞金ランクでもトップで迎える今大会。ファンのみならず関係者からも高い期待が寄せられる中で、成長の跡を示すことができるか。

韓国ツアーからも、注目選手が登場する。韓国ツアー史上最年少となる17歳でプロ転向を果たし、石川と共通点も多い若き天才、ノ・スンヨル。そして、昨年の韓国ツアーの若き賞金王、24歳のベ・サンムンだ。2週間前に石川がスポット参戦した「韓国オープン」では、ベ・サンムンが貫禄の勝利。今大会の活躍とともに、石川との競演も楽しみの1つだ。

日本ツアーからは、池田勇太谷口徹片山晋呉矢野東、ディフェンディングチャンピオンの谷原秀人ら日本が誇るトッププレーヤーが出場。賞金総額は1億5,000万円、優勝賞金3,000万円と高額で、賞金王争いを大きく左右する可能性も高い。注目の一戦が、間もなく幕を開ける。

【主な出場予定選手】
谷原秀人池田勇太石川遼小田孔明片山晋呉近藤共弘谷口徹藤田寛之丸山茂樹宮本勝昌矢野東ノ・スンヨルベ・サンムン伊藤誠道(アマ)

2009年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン