I.J.ジャンが9アンダー首位!石川遼は2アンダー11位タイスタート
2010/10/28 15:55
国内男子ツアー第21戦「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」が、兵庫県のABCゴルフ倶楽部で開幕。大会初日は朝から冷たい雨が降り続け、時折風も強まる生憎のコンディションとなった。ところが、選手たちは雨を含んで止まりやすくなったグリーンを攻めて、バーディの奪い合いという展開となった。
首位に立ったのは10バーディ、1ボギーで9アンダーまでスコアを伸ばした韓国のI.J.ジャン。2度の3連続バーディを奪うなど、面白いようにバーディを量産し、2位に3打差をつけている。
6アンダー単独2位は細川和彦。9つのバーディを奪った細川だが「16番パー3でのボギーと、4番パー5でのダブルボギーがもったいなかった」と、振り返る。さらに1打差の5アンダー単独3位には、現在賞金ランキングで首位に立つ金庚泰(韓国)がつけた。
そして、4アンダー4位タイに矢野東と鈴木亨の2人。ディフェンディングチャンピオンの鈴木は、このコースとの相性の良さを発揮。大会連覇も狙える好スタートを切っている。次いで3アンダー6位タイには松村道央、小田孔明、ポール・シーハン(オーストラリア)、小山内護、そしてアマチュアの櫻井勝之が並んでいる。
一昨年の大会覇者、石川遼は2アンダーで、藤田寛之、丸山茂樹、薗田峻輔などと並び11位タイとまずまずのスタート。2週連続優勝を狙う池田勇太は、3バーディ、2ボギーの1アンダー24位タイと静かなスタートとなった。