2010年 中日クラウンズ

上井がリードを広げる!石川&池田も好位置で決勝へ

2010/04/30 17:56
慣れ親しんだ和合で初優勝へと突き進む上井邦浩

愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで開催されている、国内男子ツアー第3戦「中日クラウンズ」の2日目。5アンダー単独首位でスタートした上井邦浩が、この日もスコアを4つ伸ばして通算9アンダーで首位をキープしている。

1番、2番と連続バーディでスタートした上井は、7番、10番でもバーディを奪いスコアを伸ばす。13番パー3ではティショットがグリーンをオーバーしたが、奥のカラーから2打目を直接カップに沈め、この時点で2桁の10アンダーまで伸ばす。「あれは和合に助けられた感じですね」と微笑む上井。終盤の16番で今大会初めてのボギーを叩いたが、2位に3打差をつけて首位を快走する。

6アンダー2位タイには、藤田寛之今野康晴高山忠洋の3人。2週連続優勝を狙う藤田は、この日5ストローク伸ばしてきた。さらに1打差の5アンダー5位タイには、丸山茂樹松村道央が続いている。

2アンダー17位タイからスタートした石川遼は、ボギーが先行してしまうが、2番、3番と連続バーディを奪い盛り返す。この日は4バーディ、4ボギーとスコアは変わらず2アンダーだが、順位を14位タイまで上げている。

また、初日はイーブンパーの39位タイと少し出遅れた池田勇太は、16番でダブルボギーを叩いたが、スコアを3つ伸ばして通算3アンダーの11位タイまで浮上してきた。大会連覇を狙う平塚哲二は、この日4オーバーと精彩を欠き、通算1オーバーの43位タイまで後退してしまった。

2番で2オンに成功してイーグル奪取。この日3アンダーで2位タイに浮上した高山忠洋
上がり2ホールの連続ボギーが痛いが、2位タイキープの今野康晴
初優勝に向けて着々とバーディを積み重ねる上井邦浩
難しいバンカーからピンそばぴたりに寄せて難なくパーセーブした丸山茂樹
開幕戦を制した小田孔明は9ホール終了時点で左首痛の為に棄権
11番で11年ぶりのイーグルを決めた杉原輝雄。同組の鈴木亨とハイタッチ
入れーという強い想いが感じられる丸山茂樹のパッティング
16番は奥のバンカーに捕まりダボ。それでも11位タイへと浮上した池田勇太
18番でティショットを左ラフに曲げた石川遼。こんな中ピンそばにつけるのだから、凄いです
7番パー3でピンそばにつけてバーディを奪ったジャンボ尾崎のどや顔
グリーン奥からウッドを使って上手に寄せる桑原克典
この日はスコアを伸ばせずパープレイ。「慎重かつ大胆に攻めろ」と書かれた岩田寛の背中
初日「70」、2日目「69」。1アンダーと少し大人し目の片山晋呉
大勢のギャラリーに囲まれてプレーを続ける石川遼

2010年 中日クラウンズ