首位に歴代優勝者が並ぶ! 石川と池田は明暗が分かれる
2010/04/16 18:14
三重県にある東建多度カントリークラブで開催されている、2010年国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の2日目。初日に続き4月中旬とは思えない寒さに加え、正午過ぎからは雨も降り出す厳しいコンディション。その中で、上位は1打を争う熱い混戦が続いている。
通算3アンダーの首位タイには、歴代優勝者の2人が名を連ねた。07年の覇者、上田諭尉と、翌08年の覇者、宮本勝昌だ。上田は06年大会も2位で終えるなど、コースとの相性は抜群。今週は弟がキャディを務め、「安心感がある」と二人三脚での勝利を目指す。宮本は、今大会の高速グリーンの対応として「急遽、少し柔らかいボールに変えた」という策が的中。「うまく結果が出ています」と、ここまで思い通りのゲームプランを築けている。
通算2アンダーの3位タイには、丸山大輔、冨山聡、キム・キョンテ(韓国)、金度勲(韓国)の4人。通算1アンダーの7位タイに、岩田寛、原口鉄也、立山光弘ら6人が続いている。
また、初日に117位タイと大きく出遅れた池田勇太は、1イーグル、5バーディ、1ボギーと猛チャージ。この日のベストスコアタイとなる「65」をマーク、通算3オーバーの42位タイへ浮上して予選突破を果たしている。88位タイからスタートした石川遼は、ショットの乱れに加えパットも本調子とは程遠く、この日1バーディ、3ボギーの「73」。通算8オーバーとスコアを落とし、カットラインに4ストローク及ばない92位タイで予選落ちを喫した。なお、丸山茂樹はスコアカードの署名漏れのため失格となっている。