2009年 フジサンケイクラシック

井戸木が暫定単独首位、石川遼は暫定4位タイ!

2009/09/03 18:47
石川遼、丸山茂樹、片山晋呉の超豪華な組には、大勢のギャラリーが後に続いた

国内男子ツアー第12戦「フジサンケイクラシック」が9月3日(木)、山梨県にある富士桜CCで開幕した。早朝から濃霧がコースを包み、定刻より30分遅れで第1組がスタート。その影響で午後5時29分に日没サスペンデッドとなり、9人がホールアウトできなかった。第1ラウンドの残りは、明日の7時10分に再開が予定されている。

その初日、6アンダーで暫定単独首位に立ったのはベテランの井戸木鴻樹。序盤の2番パー3でホールインワンを記録すると、「前半はピタッ、ピタッとついていた」と4番、6番とバーディ。中盤に一時は崩れかけたものの、上がり3ホールを3連続バーディでフィニッシュし、後続に3打差をつける最高の滑り出しを見せている。

3アンダーの暫定2位タイには、谷口徹と2度の3連続バーディをマークした宮本勝昌石川遼は5バーディ、3ボギーでホールアウトし、2アンダーの暫定4位タイで続く。石川は、ポイントに挙げていたパー5で3バーディを奪取。「ショットの調子も良いし、良いスタートが切れました」と、最近の調子の良さを継続している。同じく暫定4位タイには、小田孔明今野康晴平塚哲二らのほか、尾崎将司が続いている。「今年初めて46インチのドライバーを使った。やっぱり、何と言っても飛距離が一番大事」という尾崎。「打ち損じもあるし、後はタイミングだな」としながらも、新兵器の導入が奏功しているようだ。

片山晋呉は、1アンダーの暫定11位タイでホールアウト。賞金ランキングトップに立っている池田勇太は、1オーバーの暫定28位タイ。ディフェンディングチャンピオンの藤島豊和は、8オーバーの暫定110位タイと大きく出遅れている。

後続に3打差をつけ、暫定ながら単独首位に立った井戸木鴻樹
「大好きなコース」という富士桜CC。好スタートに笑顔の多いラウンドとなった
暫定4位タイと好スタートを切った尾崎将司。長尺ドライバーの効果!?
「スコアメイクが苦しい」としながらも、暫定2位タイと上々の滑り出しの宮本勝昌
片山晋呉は1アンダー、暫定11位タイ。石川や丸山と談笑する場面が多かった

2009年 フジサンケイクラシック