2009年 東建ホームメイトカップ

小田孔明がプレーオフで勝利、09年の開幕戦を制す!石川は4日間パープレー

2009/04/19 20:35
今季は賞金王を狙う小田孔明!開幕戦を制し打倒片山晋呉を目指す

三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で開催されている、国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の最終日。初夏を思わせる強い日差しが降り注ぐ青空のもと、会場には16,482人ものギャラリーが詰め掛けた。

優勝争いは終盤まで大混戦が続き、10アンダーまでスコアを伸ばした小田孔明と金鐘徳(韓国)の2人によるプレーオフに突入した。その2ホール目、互いに2打目はグリーンをオーバー。アプローチも互いに2m程度残したが、先に打った金がパーパットを外すと、小田は確実にパーをセーブし決着がついた。小田は昨年の「カシオワールドオープン」で初優勝を挙げたばかり。1年越しだが2試合ぶりにツアー2勝目を挙げた。

通算9アンダー3位タイには池田勇太スティーブン・コンラン(オーストラリア)の2人。池田はこの日6バーディを奪う「65」のベストスコアをマークし、25位から優勝争いに加わった。

首位と2打差から逆転優勝を狙った丸山茂樹は、終盤まで伸び悩んだが、17番パー5でイーグルを奪い通算8アンダーの5位タイに食い込んだ。同じく5位タイにはブレンダン・ジョーンズクレイグ・パリーの共にオーストラリア勢が並んだ。

そして、3日間イーブンパーでのラウンドが続き42位タイからスタートした石川遼は、5バーディを奪いながら、ボギーも5つ叩きこの日もイーブン。4日間すべてで「71」を記録し、通算イーブンパーの37位タイで開幕戦を終えている。

プレーオフは5戦全勝だった金鐘徳が、初めての敗戦を喫した
今まで白や黒のパンツばかりはいていた池田勇太、石川遼ばりの赤で3位タイに食い込んだ
開幕戦からこの成績は大満足という丸山茂樹
4日間パープレーとなった石川遼。スイングもパットの試行錯誤が続いた

2009年 東建ホームメイトカップ