アダム・スコットが急浮上で首位タイ 久常涼ら日本勢3人も決勝へ

◇欧州男子◇ISPS HANDAオーストラリアオープン 2日目(2日)◇ビクトリアGC（6811yd／パー70）、キングストン・ヒースGC（7269yd／パー72）◇オーストラリア

2コースを使用する予選ラウンドが終了し、ビクトリアGCで1イーグル5バーディ「63」をマークしたアダム・スコットが23位から通算8アンダーの首位に浮上し、デービッド・ミクルージー（ともにオーストラリア）に並んだ。

スコットは母国のナショナルオープンを豪州ツアーの単独開催だった2009年に制覇。2勝目に向け3位のジョシュ・ギアリー（ニュージーランド）ら3人に3打差を付けた。

10位から出た久常涼は同じビクトリアGCで「70」と伸ばせず2アンダーのまま16位に後退した。金谷拓実はキングストン・ヒースGCを2バーディ、2ボギーの「72」で回り、1アンダーの22位で決勝ラウンドに進んだ。

アマチュアの岡田晃平（東北福祉大3年）もイーブンパーの32位で予選を通過した。

同時開催されている欧州女子ツアーはハンナ・グリーン（オーストラリア）が通算11アンダーのトップで折り返し。2打差の2位に申ジエ（韓国）が続いた。さらに2打差の7アンダー3位にはグレース・キム（オーストラリア）、ユ・ソヨン（韓国）、アシュリー・ブハイ（南アフリカ）がつけた。

日本勢は15位から出た吉田優利がビクトリアGCを「69」で回り、通算4アンダーの7位に浮上した。杉原彩花は6オーバー36位。アマチュアの上田澪空（共立女子二高2年）は22オーバーで予選落ちした。

3日目はビクトリアGCで第3ラウンドが行われ、男女ともに上位35位までが4日（日）の最終ラウンドに進出する。