P.ミケルソンが昨年の悪夢を振り払うのか！？ 5人の日本勢にも期待！

海外男子ゴルフのメジャー第2戦「全米オープン」が6月14日（木）から17日（日）までの4日間、ペンシルバニア州のオークモントCCで開催される。

2位に1打差をつけて単独首位に立っていたフィル・ミケルソンが最終18番で痛恨のダブルボギーを叩き、勝利を逃した悲劇が今なお記憶に新しい昨年大会。ここから大スランプに陥ったミケルソンにとっては、強く記憶に残る大会となったことだろう。しかし今季は既に2勝を挙げ、あの悪夢から完全に立ち直った。昨年のリベンジ、そして同大会の初勝利を強く望んでいるはずだ。

それでも、タイガー・ウッズが大本命であることに揺るぎはないだろう。今季は8試合に出場して優勝3回、「マスターズ」でも2位タイに入るなど、ゴルフ界のナンバーワンプレーヤーにふさわしい成績を収めている。2000年、2002年に続くタイガーの3度目のタイトル獲得に、死角は見当たらない。また、今年の開催地であるオークモントCCで1994年に優勝しているアーニー・エルスも優勝候補から外せない存在。コースとの相性の良さを活かし、タイガーと同じ大会3勝目に向けてスコアを伸ばしてくる可能性は高い。

さらに、5人が出場する日本勢にも注目だ。一昨年は15位、昨年は12位に入った今田竜二を始め、5回目の出場となる片山晋呉、日本で行われた最終予選会を突破した谷口徹、横尾要、増田伸洋が出場予定。期待を抱かせてくれる個性派の面々が揃い、世界の名だたるトッププレーヤーたちとの競演に注目したい。