欧州と豪州が新たに共催 米国ツアー勢が出場

欧州男子ツアー「オーストラリアPGA選手権」が12月3日からの4日間、オーストラリアのRACVロイヤルパインズリゾートで開催される。今季からオーストラリアPGAツアーとの共催で日程に加わった新規大会は、同じ日程で30人のフィールドで行われる欧州ツアー「ネッドバンクゴルフチャレンジ」との同週開催となる。

2週間前の「ザ・RSMクラシック」で年内の公式競技（今週の「ヒーローワールドチャレンジ」は非公式）を終え、短いオフに入った米国ツアーからは、ブラント・スネデカー（アメリカ）、デビッド・リングマース（スウェーデン）らが出場する。

スネデカーは今年2月に行われた「AT＆Tペブルビーチナショナルプロアマ」で2季ぶりの優勝を飾るなど米国ツアー通算7勝を誇る。一方のリングマースは6月の「ザ・メモリアルトーナメント」で米国ツアー初優勝を飾った成長株の28歳。今季は米国ツアーと並行し、欧州ツアーへの出場を増やす構想を口にしている。

オーストラリアPGAツアーの単独開催で行われた前年大会を制したのは、地元出身のグレッグ・チャルマース。2011年大会も制している42歳が連覇を狙う。フィールドの大半を占める地元勢では、日本ツアーでもお馴染みのブレンダン・ジョーンズ、スコット・ストレンジらが出場を予定している。

13年大会覇者のアダム・スコット（オーストラリア）は、今年はエントリーしていない。

【主な出場予定選手】
ブラント・スネデカー、ブレンダン・ジョーンズ、スコット・ストレンジ、デビッド・リングマース、ハロルド・バーナーIII、グレッグ・チャルマース、ライアン・フォックス、マシュー・グリフィン、ロドニー・パンプリング