H.ステンソンが賞金王に王手 単独首位で最終日へ
2013/11/17 08:50
◇欧州男子◇DPワールド ツアー選手権 ドバイ 3日目◇ジュメイラ・ゴルフエステーツ(UAE)◇7,675ヤード(パー72)
2013年シーズンの米国ツアーフェデックスカップ王者となったヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が、欧州ツアーの賞金争い『レース・トゥ・ドバイ』制覇に向けても大きく前進し、最終戦の最終日を単独首位で迎えることになった。
前半2つのバーディを奪ったステンソンは、10番でボギーをたたき一次は首位の座を明け渡すが、14番から3連続バーディで再浮上。最終18番もバーディで締めくくり、単独首位の座をキープした。明日、優勝を決めた時点でステンソンの賞金王戴冠が決まる。
ステンソンを猛追したのが、先週の「トルコ航空オープン」でツアー初優勝を果たしたビクター・デュビッソン(フランス)。11個のバーディを量産し、スコアを8つ伸ばして首位と1打差の通算16アンダー。2週連続優勝のチャンスを迎えた。
賞金争いでトップを走るステンソンを、同4位で追いかけるイアン・ポールター(イングランド)は通算13アンダーの3位タイ。同じくジャスティン・ローズ(イングランド)は通算11アンダーの単独5位。逆転での王者獲得へ最終日にかける。
また、それぞれ2011年、昨年と欧米両ツアーW賞金王に輝いたルーク・ドナルド(イングランド)とロリー・マキロイ(北アイルランド)の2人も通算10アンダーの8位タイにつけ、欧州ツアーを代表する名手たちが最終戦を盛り上げている。