上位陣は伸び悩み、R.カールソンが16アンダーで首位キープ！！

ドイツのゴルフクラブミュンヘンで開催されている、2003年欧州ツアー第31戦『BMWインターナショナルオープン』の3日目。前日イーグルを2つ奪い単独首位に立ったスウェーデンのロバート・カールソンが、スコアを1つ伸ばし通算16アンダーで首位をキープしている。

初日7アンダー、2日目8アンダーと順調にスコアを伸ばしてきたカールソンだが、この日はボギーを3つ叩くなど勢いに乗ることが出来なかった。それでも11番パー5は2日続けてのイーグルを奪い、スコアを崩すことはなかった。カールソンは1997年にこの大会で優勝するなど、ツアー通算5勝を挙げている。

首位と2打差の14アンダー2位には、イングランドのゲーリー・エバンスとブライアン・デービス、さらに初日首位に立ったラファエル・ジャクリンの3人が並んでいる。デービスは5番パー5から13番ホールまでの9ホールで7つのバーディを奪い26位から急浮上した。

デービスがマークした7アンダー「65」が、この日のベストスコアになるのだが、スコットランドのアンドリュー・コルタートも7つスコアを伸ばした。コルタートは4アンダー59位からジャンプアップしている。

今週はインターナショナルという大会名のように、海外ツアーからも出場選手がいるが、3日目を終えて上位につけているのは、欧州ツアーの顔ぶればかりだ。さらには、欧州ツアーの賞金ランキング首位を走るアーニー・エルスは、スコアを2つ落とし3アンダー62位と低迷。欧州ツアーから離れていたことが仇になったのだろうか。