日替わりでスコアを伸ばす展開、やはり混戦になった
2003/05/03 09:00
欧州男子ツアー第16戦「第60回イタリアオープン・テレコムイタリア」の2日目。初日に好スコアをマークした選手は、上位に残っているが、2日目に伸ばした選手を含め混戦になってきた。
単独首位に立っていたピーター・オマリーは、スコアを2つしか伸ばせず10アンダー止まり。それでも前日の貯金が効き首位を維持している。そのオマリーに追いついたのは、3アンダー15位からスタートしたスウェーデンのフレデリック・ウィドマークだった。2番ホールでダブルボギーが先行したウィドマークだが、5番パー5に続き7番パー4でもイーグルを奪い、一気にスコアを伸ばした。後半も5バーディを奪う快進撃で首位に浮上してきた。
ウィドマークと同じ3アンダーからスタートしたオランダのローフ・ムンツも6ストローク伸ばして単独3位に浮上してきた。ウィドマークが奪った7番パー4でイーグルは344ヤードと比較的距離が短勝ったが、ムンツは460ヤード以上ある8番パー4でイーグルを奪った。
そして、ベテランのセベ・バレステロスが予選を突破した。今シーズンは積極的にトーナメントに出場しているセベだが、マスターズを含め予選落ちが続いていた。2日間ボギー、バーディの繰り返しで伸び悩んでいたが、5番パー5でイーグルを奪いアンダーパーグループに加わった。1アンダー67位だが、久しぶりにセベのプレーを最終日まで見ることができる。