コースレコードのヤコブセンが1日ぶりの首位返り咲き!
2003/04/19 09:00
欧州男子ツアー第14戦「アルガーブオープン・デ・ポルトガル」3日目。大会初日に64のコースレコードをマークし、単独首位に立ったフレデリック・ヤコブセンが、通算5アンダーで単独首位に返り咲いた。
2日目に4オーバーを叩き、3位まで後退していたヤコブセンだが、この日は3バーディ、2ボギーにまとめ、スコアを1つ伸ばした。周囲がスコアを落とす展開のために、ヤコブセンが頭1つ抜け出す形となった。
1打差の2位に付けているのは、2日目に首位に立ったグレッグ・オーエンとブレイン・デイビスの2人。オーエンは、ヤコブセンと同じようにスコアを伸ばした翌日4オーバーとスコアを崩した。この流れで行くと、最終日に頭1つ抜き出て終了するのはオーエンなのか。
初日、2日目と5位に付けていたデイビスも、いつの間にか優勝争いに顔を出したという感じだ。しかし、この3日間での安定度はナンバーワン。3日間アンダーパーをマークしているのは、このデイビスだけだ。最終日も周囲がスコアを落とすような展開になると、デイビスが抜け出すのかもしれない。
また、イーブンパーの6位グループには、2試合連続優勝を狙うブラッドリー。ドレッジや、フィリップ・プライスなどが並んでいる。首位とは5打差に開いてしまったが、まだ、諦めるような差ではない。明日最終日は誰が抜け出すか楽しみだ。