J.フューリックが首位を堅守! 日本勢は苦戦が続く
◇世界ゴルフ選手権◇WGCブリヂストンインビテーショナル 2日目◇ファイヤーストーンCC (オハイオ州)◇7,400ヤード(パー70)
単独首位からスタートしたジム・フューリックが5バーディ、1ボギーの「66」をマーク。通算11アンダーに伸ばしてその座をキープし、2位に2打差のリードをつけて後半36ホールへと折り返した。
通算9アンダーの単独2位に、スペインのラファエル・カブレラベロー。通算8アンダーの単独3位に、南アフリカのルイ・ウーストハイゼン。通算7アンダーの単独4位にジェイソン・ダフナーが続く。ロリー・マキロイ(北アイルランド)が通算3アンダーの12位タイに浮上。タイガー・ウッズは通算2オーバーの44位タイに後退した。
日本勢では、石川遼が2バーディ、4ボギーと2つ落とし、通算3オーバーの48位タイに後退。武藤俊憲は通算4オーバー、藤本佳則は通算7オーバー、谷口徹は通算10オーバーとしている。
<J.フューリック、2シーズンぶりの勝利へ加速>
スタートで飛び出したフューリックの勢いはこの日も止まらなかった。序盤の2番(パー5)で第2打をグリーン奥まで運び、バーディを先行。8番でボギーを叩きながらも、すぐに9番で7メートルのバーディパットを沈めて取り返し、後半は12番から2連続バーディを決めてスコアを伸ばした。
そしてナイスラウンドの中でも大きかったのが10番のパーセーブ。右サイドのバンカーを渡り歩き3オンとなったが、2.5メートルを沈めて難を逃れた。サンドセーブは100%(4回中4回)。「良いパーをたくさん取れて、好スコアにつながった」と振り返った。
初日「63」に続いて「66」は、自身の開始36ホールでの最少スコア。「前日は午後のスタートで、帰ってからすぐに眠って、今日は早朝にコースに来てからラウンドだった。(ラウンド間の時間が短くて)この状態をキープするには、良かったのかもしれないね」と納得の表情。「昨日のことは忘れて、週末に良いポジションにいられるようにと集中していた」。その姿勢を、もちろん3日目も貫いていく。