欧州開幕 T.エイケンが首位発進!R.グーセンが1打差
2012/01/06 09:48
◇欧州男子◇アフリカオープン初日◇イーストロンドンGC(南アフリカ)◇6691ヤード(パー73)
2012年の欧州男子ツアーが開幕。今週から3試合行われるアフリカシリーズの初戦で、地元南アフリカのトーマス・エイケンが「64」をマークして9アンダーの単独首位で発進した。
エイケンは昨年5月の「スペインオープン」で初勝利をマークした将来有望な28歳。午前6時30分にインコースからトップスタートとなったこの日は2ホール目の11番(パー5)でいきなりイーグルが先行。16番からは3連続バーディを決めて5アンダーで折り返すと、後半アウトでは1イーグル、2バーディとさらにスコアを4つ伸ばした。
ラウンド直後は「2週間クラブを触っていなかったから、全然期待していなかったんだ」とビッグスコアに驚きの表情。しかし「早いスタートだったから好スコアを出すには良いコンディションだった」と振り返る。総距離が6700ヤードに満たない短いコースに加えて、パー3が3つしかなく、パー73の設定。1オンが可能なパー4も多いが、一方でアグレッシブな攻めにはリスクも伴う。そんなセッティングの中での初日ノーボギーラウンドに「今日は本当に楽しかった」と笑顔が浮かんだ。
1打差の2位につけたのはエイケンと同じ組でラウンドした同郷のレティーフ・グーセンと24歳のヤコ・アーラス。さらに1打差の7アンダー4位タイにフィリップ・プライス(ウェールズ)のほか、マイケル・デュトワ、ディーン・オライリー(ともに南アフリカ)と、地元勢が好スタートを切っている。
一方で、ディフェンディングチャンピオンのルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)は6バーディ、1ダブルボギーの「69」にとどまり、4アンダーの25位タイとやや出遅れた。