2011年 ドバイ・ワールドチャンピオンシップ

マキロイ3位キープも首位とは5打差!ルークは12位タイに浮上

2011/12/10 08:58
スペインの大砲キロスがビッグスコアをたたき出しトップに立った 【前田直子(マエティコ)】

◇欧州男子◇ドバイ・ワールドチャンピオンシップ2日目◇ジュメイラ・ゴルフエステーツ(UAE)◇7,675ヤード(パー72)

初日に好スタートを切った上位陣は早くも足踏みとなり、この日8アンダー「64」をマークしたアルバロ・キロス(スペイン)が、通算12アンダーまでスコアを伸ばして単独首位に浮上した。6バーディを奪い首位で迎えた最終18番(パー5)をイーグルで締めくくり、2位に4打差をつけてホールアウトした。

通算8アンダー単独2位は、初日首位のピーター・ハンソン(スウェーデン)。この日は4バーディ、4ボギーとスコアを伸ばせず苦戦。同じく初日に7アンダーをマークして単独2位につけたポール・ローリー(スコットランド)も、スコアを1つ落として5位タイに後退している。

大逆転賞金王を狙うロリー・マキロイは上がり2ホールで連続ボギーフィニッシュ 【前田直子(マエティコ)】

そして、通算7アンダー3位タイに、ロリー・マキロイ(北アイルランド)と、ロバート・ロック(イングランド)の2人が並んでいる。逆転での賞金王獲得には、この大会で優勝するしかないマキロイ。順位は前日と同じ3位だが、この日はスコアを1つしか伸ばせず、首位との差は2つから5つに開いてしまった。

賞金王獲得へ向け、10月の米ツアープレーオフ最終戦以来の試合となるルーク・ドナルド(イングランド)は、初日こそイーブンパーの26位タイと出遅れてしまったが、2日目は4つスコアを伸ばし12位タイまで浮上してきた。初日は14番から3連続ボギーをたたいてしまったが、この日は16番から最終18番までの上がり3ホールを3連続バーディで締めくくり、世界ランク1位の貫禄を見せた。

2011年 ドバイ・ワールドチャンピオンシップ