L.ドナルドかR.マキロイか 最終戦で賞金王決定!
2011年の欧州男子ツアー最終戦「ドバイ・ワールドチャンピオンシップ」は12月8日(木)から11日(日)までの4日間、アラブ首長国連邦(UAE)のジュメイラ・ゴルフエステーツで開催。シーズンの最後を締めくくるビッグトーナメントは世界ランク1位、2位の両雄に最大級の視線が注がれることになる。
秒読み段階と思われていたルーク・ドナルド(イングランド)の米国&欧州の同一年度ダブル賞金王。しかしその史上初の快挙に“待った”をかけたのが賞金ランク2位につけるロリー・マキロイ(北アイルランド)だった。前週の「UBS 香港オープン」で6月の「全米オープン」に続く今季2勝目をマーク。ランキングトップを快走しているドナルドとの差を約79万ユーロ(約8216万円)まで縮めてみせた。
この結果を受け、既に米国ツアーの賞金王に輝いているドナルドが最終戦で10位以下に終わり、マキロイが優勝した場合、逆転で賞金王を戴冠。しかしドナルドは「ロリーはプレッシャーをかけてきているけど、まだ僕の方が有利」と自信は揺るがないようだ。
ロバート・カールソン(スウェーデン)がイアン・ポールター(イングランド)とのプレーオフを制した昨年大会は、マキロイが首位と2打差の通算12アンダーの5位タイ、ドナルドは8アンダーの9位タイでフィニッシュしている。
昨年度の欧州賞金王マーティン・カイマー(ドイツ)やマスターズ王者のチャール・シュワルツェル(南アフリカ)、今季復活優勝を遂げたセルヒオ・ガルシア(スペイン)らスーパースターがもちろん集結する最終戦だが、この2人の戦いぶりが話題の中心となるのは避けられそうもない。
【主な出場予定選手】
R.カールソン、L.ドナルド、R.マキロイ、M.カイマー、C.シュワルツェル、L.ウェストウッド、S.ガルシア、G.マクドウェル、A.キロス、I.ポールター、Y.E.ヤン、M.マナッセロ、E.エルス