2011年 イベルドロラオープン

ベテランD.クラークが逆転勝利!C.ウッドは最終日に大トラブル

2011/05/16 09:13
4打差を逆転!ベテランのD.クラークが3年ぶりとなるツアー通算13勝目を手にした(Julian Finney /Getty Images)

スペイン・マジョルカにあるプーラGCで行われている欧州男子ツアー第20戦「イベルドロラオープン」の最終日。2位タイからスタートしたダレン・クラーク(北アイルランド)が、4打差を逆転し、通算6アンダーでツアー通算13勝目を手にしている。

クラークは最終日に「69」をマーク。11番でダブルボギーを叩くも、3つのバーディを奪って逆転優勝を飾っている。3日目まで首位をキープしていたクリス・ウッド(イングランド)は、2バーディ、8ボギーと大失速。12番、13番の3パットに加え、15番ティショットをOBとするなど、トラブルの連続だった。ウッドにとって、ツアー初優勝がかかる中で迎えた最終日だったが、42歳のベテランクラークの経験値が勝った一戦となった。

クラークはインタビューで、先日死去したセベ・バレステロスに賛辞を送っている。「セベがいなければ、自分もここにいないし、いまの欧州ツアーもなかった。(中略)彼のホームグラウンドであるこの地で優勝できたことは、本当に光栄です」。

同じく2位タイに続くのは、通算3アンダーでデイビッド・リン(イングランド)。通算2アンダーの単独4位には、アラステア・フォーサイス(スコットランド)、通算1アンダーの5位タイにはポール・ローリー(スコットランド)、ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)ら4人が並んだ。

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