ガルシアは停滞 フォーサイスが首位に

スペインのソトグランデにあるクラブ・デ・ゴルフ・バルデラマで開催されている、欧州ツアー最終戦「ボルボマスターズ・アンダルシア」の3日目。雷雨のため1時間26分の中断があるなど悪天候に見舞われる中、首位に踊り出たのはアラスター・フォーサイス（スコットランド）だ。

2日間首位を守ってきたセルヒオ・ガルシア（スペイン）がスコアに伸び悩むのを尻目に、フォーサイスは6バーディ2ボギーのラウンドでこの日のベストスコア「67」をマーク。通算9アンダー2位以下に3打差をつけて、2002年以来のツアー2勝目に王手をかけた。

そのガルシアは前半を1アンダーで折り返すも、後半12、13番の連続ボギーが響き、この日はイーブンパーでホールアウト。通算6アンダー2位タイに後退している。

ガルシアと同じく2位タイで並ぶのは、イアン・ポールター（イングランド）。前半はスコアを伸ばせず我慢のゴルフを強いられたが、終盤16、17番で連続バーディを奪い2つスコアを伸ばして3日目を終えた。

そのほか、2日目の17番で痛恨のスコア「11」を叩いてしまい順位を大きく下げてしまったダレン・クラーク（北アイルランド）が、この日4バーディ1ボギーの安定したゴルフを展開し、通算イーブンパーの8位タイに浮上している。