M.ヘンズビーがプレーオフを制して優勝!注目のA.スコットは5位タイ
2005/08/01 09:00
スウェーデン、クンサンゲンGCで行われている、欧州男子ツアー第30戦「スカンジナビアマスターズ by カールズバーグ」の最終日。勝負の行方は、通算22アンダーで首位に並んだ、マーク・ヘンズビー(オーストラリア)と、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)のサドンデスプレーオフへ突入。これを見事に制したヘンズビーが、勝利の栄冠を手に入れた。
優勝争いは最後までもつれた。ステンソンが17番でイーグルを奪い、一時突き放したかに見えたが、ヘンズビーも18番でバーディを奪取。2人が通算22アンダーで並び、18番ホールを使用してのサドンデスプレーオフへ。決着がついたのは2ホール目だった。2人ともパーオンに成功し、パッティング勝負となったが、ステンソンは痛恨の3パットでボギー。一方のヘンズビーは冷静に2パットで決めて、パーをセーブ。この瞬間、優勝の栄冠はヘンズビーに輝いた。
さらに、3位タイには、通算19アンダーまでスコアを伸ばした、若手のマーク・ケイユー(ジンバブエ)とブラッドリー・ドレッジ(ウェールズ)が入り、前日首位に並んでいたバリー・レーン(イングランド)は、3つスコアを落として、通算15アンダーの7位タイでフィニッシュ。
そのほかの注目選手では、オーストラリア期待の新星アダム・スコットが、この日3つスコアを伸ばし、通算16アンダーでホールアウト。初日の出遅れが響くも、5位タイで競技を終えている。