2005年 TCLクラシック

P.マギンリー必死の追い上げも、P.ケーシーがプレーオフの末勝利

2005/03/21 09:00

中国の海南島にあるヤロンベイGCで行われている、欧州男子ツアーの第9戦「TCLクラシック」の最終日。トップと3打差の間に15人がひしめく大混戦の中、最終ラウンドがスタート。この日も好スコアが続出し、最後まで目の離せない展開が続いた。

最終日に猛チャージをかけてきたのは、トップと3打差からスタートしたポール・マギンリー(アイルランド)だった。13番から17番まで怒涛の5連続バーディを決めるなど、この日スコア「63」で周り、通算22アンダーをマーク。首位に踊り出て後続勢を待つことになった。

マギンリーの逆転優勝に待ったをかけたのは、首位スタートのポール・ケーシー(イングランド)。ケーシーは終始安定したプレーでスコアを確実に伸ばす。16番のバーディでマギンリーに追いつき、通算22アンダーでホールアウト。勝負はプレーオフに持ち込まれた。

プレーオフの末ケーシーが勝利し、2004年「ワールドカップ」でルーク・ドナルドとペアを組んで以来の優勝。またシングルス戦では2003年以来、2年ぶりの優勝を果たした。

そのほかトーマス・ビヨーン(デンマーク)は、1打及ばず通算21アンダーの3位タイ。コリン・モンゴメリー(スコットランド)は、通算20アンダーの6位で競技を終えている。

2005年 TCLクラシック